年の明けたばかりのカバーは、まだ「歴史」になる前の生きている数字です。対象は当サイト収録分(公式チャンネル投稿のみ・全件実在確認済み)のうち、2026年に公開された575本。順位はこれからも動きます。だからこそ、いまの勢力図がそのまま面白い。
この記事の要点
- 対象は2026年公開のカバー575本。数値は2026-09-22取得の速報値
- 1位は5人コラボ「イイじゃん」923.8万回。大所帯が今年も強い
- 1位から順に、再生プレーヤーつきで1本ずつ紹介します
2026年に公開されたカバーのランキングTOP20(速報)
1位は「イイじゃん」。公開からまだ数か月の動画が923.8万回という大台に迫る勢いです。では、1位から順にいきましょう。
1位不破湊×葛葉×ローレン・イロアス×小柳ロウ×榊ネス「イイじゃん」
今年の頂点は、にじさんじ男性勢5人が集結した「イイじゃん」。923.8万回(2026-09-22時点)で、2位に大差をつけての独走です。5人分の個性が曲の進行とともに順番に入れ替わっていく構成が最高に気持ちよくて、「今年の顔」と呼ぶにふさわしい1本だと感じます。
2位三枝明那「セレナーデ」
2位は三枝明那の「セレナーデ」556.9万回。しっとりと包み込むような歌唱で、コラボ曲が躍進する今年の順位表の中で、個人の歌唱力だけでこの座を確保しました。
3位アンジュ・カトリーナ「プロポーズ」
3位はアンジュ・カトリーナによるなとり「プロポーズ」のカバー500.7万回。甘さと切なさの間で揺れる声の使い分けが、原曲の胸キュン感をぐいぐい引きます。
4位椎名唯華×星導ショウ「食虫植物」
4位は椎名唯華×星導ショウによる「食虫植物」のカバー451.5万回。ねっとり絡む2声の化学反応が、原曲の毒々しさを違う角度から際立たせています。
5位星導ショウ「おしゃかしゃま」
5位は星導ショウの「おしゃかしゃま」427.7万回。切れ味鋭い高音で畳みかける展開が、原曲の疾走感を余すところなく再現しています。
6位Mori Calliope×Elizabeth Rose Bloodflame「Libera Me From Hell」
6位はホロライブEN勢2人によるアニソン「Libera Me From Hell」カバー390万回。公開は2026年9月5日とまだ日が浅いのにこの順位。ラップと歌唱が交錯する熱量は、これからさらに伸びそうです。
7位VOLTACTION「好きすぎて滅!」
7位はVOLTACTIONの「好きすぎて滅!」381万回。ユニットならではの賑やかな掛け合いが、企画曲をここまで伸ばしました。
8位赤城ウェン×榊ネス×長尾景×星導ショウ「インザバックルーム」
8位は4人組「情報差分組」名義の「インザバックルーム」361.8万回。4声の組み替わりが止まらない、企画曲の理想形だと感じます。
9位町田ちま「天国」
9位は町田ちまによるMrs. GREEN APPLE「天国」のカバー347万回。まっすぐ伸びる歌声が、原曲の切なさをそっと抱きしめています。
10位ChroNoiR「AIZO」
10位はChroNoiRの「AIZO」341.9万回。2人の声が一つになったような密度の高さは、息の長いユニットだからこその芸当です。
11位Nerissa Ravencroft「BIRDBRAIN」
11位はホロライブENのNerissa Ravencroftによる「BIRDBRAIN」カバー327.3万回。深みのある低音が、クールな原曲に密やかな熱を灯します。
12位町田ちま「抜錨」
12位は町田ちまによるナナホシ管弦楽団「抜錨」のカバー322.6万回。公開は2026年9月3日。投稿からわずか数日でこの順位という、まさに今一番アツい1本です。
13位剣持刀也「SNOBBISM」
13位は剣持刀也の「SNOBBISM」316.7万回。言葉を操るような疾走の歌唱が、原曲の気怠いカッコよさを見事に引き継いでいます。
14位風楽奏斗&渡会雲雀「ブラッディ・グルービー」
14位は風楽奏斗&渡会雲雀によるChroNoiRの楽曲「ブラッディ・グルービー」のカバー292.3万回。2声の掛け合いが、原曲の妖艶さを鮮やかに再構築しています。
15位剣持刀也「抜錨」
15位も「抜錨」。剣持刀也版が291万回で、12位の町田ちま版との同時ランクインとなりました。同じ曲が複数の歌い手で伸びる——流行の重なりを感じる、速報ならではの光景です。
16位宝鐘マリン「モニタリング」
16位は宝鐘マリンによるDECO*27「モニタリング」のカバー276.2万回。2025年の年間1位もこの曲。2年にわたって歌われ続ける、名実ともに「みんなの曲」になっています。
17位3SKM「シルエット」
17位は3SKMの「シルエット」274.8万回。4人の声がそろって初めて完成するアンサンブルの美しさは、ユニット企画の醍醐味そのものです。
18位町田ちま×北見遊征「JANE DOE」
18位は町田ちま×北見遊征の「JANE DOE」267.6万回。静かに積み上げる2声のバラードが、リピート再生に向いています。
19位珠乃井ナナ「かくれんぼ」
19位は珠乃井ナナによるAliA「かくれんぼ」のカバー256.7万回。2025年に続き今年もランクイン。柔らかく跳ねる歌唱が、聴く人を笑顔にしてくれる1本です。
20位月ノ美兎×葛葉「ファイアダンス」
20位は月ノ美兎×葛葉による「ファイアダンス」のカバー252.9万回。4位の「食虫植物」と同じCellmates名義の投稿。2本合わせて、この企画の粒の揃いっぷりをぜひ感じてください。これでTOP20すべてのご紹介完了です。
集計の前提 — 「年途中」だからこその速報値
対象は2026年1月以降に公開されたカバー575本。順位は2026-09-22取得の再生数で、年の終わりまで入れ替わる可能性は十分あります。たとえば12位の「抜錨」(町田ちま版)は9月3日公開、6位の「Libera Me From Hell」に至っては9月5日公開。9月の新譜がもうTOP20にいるのですから、年末の順位表はどうなるのか。そう想像するだけで楽しくなるのが速報版です。最新の動きは人気ランキングで追えます。
2026年の読みどころ — 大所帯と「流行の重なり」
今年のTOP20で目につくのは、複数人カバーの厚みです。
- 1位「イイじゃん」は5人、8位「インザバックルーム」は4人の編成
- ユニット名義: VOLTACTION、3SKM、ChroNoiR、Cellmates(2本)
- 「抜錨」が町田ちま版と剣持刀也版で2本ランクイン
原曲の顔ぶれも今年らしい。なとり「プロポーズ」やMrs. GREEN APPLE「天国」、ナナホシ管弦楽団「抜錨」と、話題のJ-POPを素早く拾う曲選びの速さが続いています。話題の曲が複数の歌い手によって独立して伸びていく「流行の重なり」は、原曲人気とカバー人気を同時に確認できる、データならではの楽しさだと感じます。
まとめ — 年明けまで、順位は生き続ける
まずは1位「イイじゃん」。そこから、個人歌唱の2位・3位を挟みながら、ユニットの賑やかさまで一気に視聴するのがおすすめの楽しみ方です。順位は2026-09-22時点の速報値。年が終わるまで数字は動き続けます。にじさんじ勢の厚みはにじさんじの収録一覧、ホロライブ勢の動きはホロライブの収録一覧で、切り口の違う読み物は特集・コラム一覧でどうぞ。