ひとつのカバーが、曲のイメージそのものを引き受けてしまうことがあります。「KING」にとってそれは、まぎれもなく葛葉verです。当サイト収録分(公式チャンネル投稿のみ・全件実在確認済み)の12本を、再生数の多い順に動画つきで聴き比べていきます。投稿は2020年11月から2023年6月にかけて確認できます。
この記事の要点
- 当サイト収録の「KING」カバーは12本。最多は葛葉verの5982.6万回
- 1位から順に、再生プレーヤーつきで1本ずつ聴き比べます
- Remix・英語詞・コラボなど、聴き方の違う個性派もそろっています
「KING」のカバー聴き比べ — VTuber12本の王道ルート
原曲はKanariaのボカロ曲。まずは葛葉ver、Gawr Gura×Calliope Moriの共演ver、星街すいせいverの3本を押さえ、あとは好みで広げるのがおすすめです。それでは、1位からいきましょう。
1位葛葉「KING」
1位は葛葉ver、5982.6万回(2026-09-22時点)。低めの声質からサビで一気に通りを変える構成が曲と強く噛み合っていて、この曲の代表格と呼ばれる道理があります。2位に大差をつけるこの数字は、ひとつのカバーが曲の時代そのものを引っ張ってしまった証拠だと思います。
2位Gawr Gura×Calliope Mori「KING」
2位はGawr Gura×Calliope Moriの共演ver、4585.7万回。ふたりの声の対比が、そのまま曲の構造になったような仕上がりです。英語圏での「KING」人気を一気に押し上げた1本だと感じます。
3位星街すいせい「KING」
3位は星街すいせいver、3352.9万回。鋭い高音と、一拍もゆるがないリズム処理のキレが持ち味。葛葉verと並べて聴くと、同じサビでここまで印象が変わるのかと驚かされます。
4位紫咲シオン「KING」
4位は紫咲シオンver、846.1万回。投稿は2020年11月と初期組。ふくよかな声質が、原曲の高貴で妖しい空気を丁寧に再現しています。
5位Ayunda Risu「KING」
5位はAyunda Risu ver、682.4万回。軽やかで愛嬌のある声質が、曲の跳ねるリズムと相性抜群です。1位の葛葉verと同じ日の公開というのも、当時の勢いを物語ります。
6位Pavolia Reine×REDSHiFT「KING」
6位はPavolia ReineのREDSHiFT Remix版、580.7万回。タイトルどおりアレンジを変えてきた挑戦的な1本で、「KINGを別の色で聴きたい」という希望にちょうど応えてくれます。
7位町田ちま「KING」
7位は町田ちまver、551万回。こちらも2020年11月の投稿ラッシュ期のカバー。明るくまっすぐな声質で、妖しさの中に快活さを差し込むのが町田ちまらしい。
8位常闇トワ「KING」
8位は常闇トワver、521.4万回。芯の強い歌声がサビでぐっと突き抜けていき、原曲の高揚感をストレートに増幅します。
9位叶×三枝明那×レオス・ヴィンセント「KING」
9位は叶×三枝明那×レオス・ヴィンセントによる3人編成、七次元生徒会チャンネルからの投稿467.4万回。2023年投稿で、公開からしばらく経っても数字を積み上げ続けているのは、企画の組み合わせが強かった証拠だと思います。
10位角巻わため「KING」
10位は角巻わためver、364.5万回。柔らかさの中に遊び心を混ぜた歌い回しが、この曲をまるで別の作品みたいに聴かせてくれます。
11位星川サラ「KING (English Cover)」
11位は星川サラの英語詞ver、344.1万回。タイトルどおり歌詞を英語に載せ替えた翻案カバーで、メロディの再発見にちょうどいい1本です。
12位ベルモンド・バンデラス「KING 魔王edition」
12位はベルモンド・バンデラスの「魔王edition」342.5万回。タイトルの遊び心そのままに、想定を裏切り続けるアレンジで最後を締めくくります。これで12本すべてのご紹介完了です。
聴き比べの3本柱 — 何を比べると面白いか
12本を順番に聴くと、自然と差分が耳に付いてきます。当サイトが聴き比べで使っている3本柱はこちらです。
- 主役の声質 — 低音か高音か、艶と質感の違い。葛葉verと星街すいせいverの差はここで一番よく分かります
- サビの処理 — 一気に押し上げるか、崩して聴かせるか
- アレンジ方向 — 原曲に寄せるか、Remixや英語詞で別の色に載せ替えるか
この3点を意識するだけで、同じ12本の聴こえ方が変わると感じます。
条件別のおすすめ — どんな気分で聴くかで選ぶ
順位とは別に、気分で選ぶための路線図を用意しました。
- 原曲イメージを最も強く受け継いだ1本: 葛葉ver
- アレンジの変化を楽しみたい: Pavolia Reine×REDSHiFT Remix、星川サラの英語詞ver
- 賑やかさと共演が好き: Gura×Calliの共演ver、七次元生徒会の3人ver
- ホロライブ勢で声質を比べる: 紫咲シオン→常闇トワ→角巻わための順に
収録動画全体の順位は、当サイトの人気カバーランキングで。ホロライブ勢を深掘りするならホロライブの収録一覧、にじさんじ勢ならにじさんじの収録一覧が近道です。
まとめ — まずは上位3本。あとは好みで広げて
葛葉verから入って、Gura×Calliで英語圏の解釈を、星街すいせいverで高音の解釈を聴く。この3本で「KING」の地図が手に入ります。あとはRemix・英語詞・コラボの個性派で、好みの方向へ広げてください。再生数は2026-09-22時点の取得値で、掲載動画はすべて実在確認済みです。ほかの一曲特集は特集・コラム一覧へ。